ごめんね、おじいちゃん....
『何で謝るんじゃ？』
本当のことを言わずに騙してたのに、こうやって事実を知っても怒らずに逆に言葉をくれる...
『怒らんよ、それに十六夜ちゃんが必死に何かからわしを守ろうとしてくれとるのはわかっとった』
『それにな...十六夜ちゃんの綺麗な笑顔を見ると本当に癒されてな、病気なんか吹っ飛ぶんじゃないかと思っていたんじゃ』
おじ、っちゃ...
『だからお前さんの笑顔、見たら本当に嬉しくてなっ、いつまでもいつまでも、お前さんとっ、と居たいって思ってしまう、じゃよ...』
おじ、っちゃ、ありがとう...
