「疲れたでしょう?今日はここに居ればいいじゃない」 「いえ、皆を残してきたので、失礼」 天堂さんと十六夜さんに頭を下げて三匹は去っていった 「それにしても十六夜、人間に化けてたのか」 「おじいさんが気づいたら余計危なくなる……というよりも、妖力が落ちたから」 可笑しそうに笑った天堂さんに十六夜さんはちょっと頬を膨らませた それを見た皆は頬を赤く染めた