樋口君は○○駅で、だいぶふてくされた顔で待っていた

「ごめーん!怒ってる?」

『うん』

樋口君はそれだけ言って
あたしの手を強引に引っ張った

「どこ行くの?」

『俺んち』

「まだ家デートははやくない...?ほかに映画館とかあるじゃん...?」

『なんではえーの?』

「え?だって家行くってことは、アレ.....じゃん///」

『アレって何?』

「いや、なんでもない」