心地よい風の中で私は花畑にいた



花を積んでいるとき



春希が秋菜と腕を組んで



私のほうに来た



「莉子、ごめん俺、秋菜が好きだから

別れよう」



いや!そう言おうと思ったけど



声が出ない



どんどん離れて言っちゃう



追いかけても追いかけても



追いつかない