コンサートでいつも使ってるタオルだった

「そんなの心配してる場合じゃないだろ。」



ごめん。



迷惑かけて。



「私がいなかったら。

自由に恋できたのにね春希も、

ヤれない女なんかと

付き合っていやだよね。

本当にあのまましんで・・・「そんなこと言うなって!!」



さっきの抱きしめ方とは違って力強かった



「俺は、出来なくても別にいいんだよ。

莉子が傍にいてくれるだけで、

それだけでいいから。

傍にいてくれ。」