正直怖い。



着いて来て欲しい。



でも・・・



真冬まで巻き込んだら、



そう考えると・・・



傷つくのは私だけでいいんだ。



「莉子っ!」



「え?」



走ってきたのは



「春希・・・」



「なんで勝手に帰るんだよ!」



「いや、だって家に帰って風呂入りたかったから」



「一言あってもいいだろ?



俺、莉子に言いたいことがあんだから」