「莉子、久しぶり。」



そういって髪の毛をくしゃくしゃって



してくれた。



「久しぶり!」



「相変わらずだな。」



「ん?」



「いや、なんでもない。じゃあ俺先に行くわ。」



「うん。じゃあね!」



拓斗は手をふりながら下駄箱へ走っていった



「仲いいよねえー!」


なっちゃんがほっぺたを膨らませて



腕を組んでいる



「え?」