「あ―ぁっ やっと終わった!」 私は伸びた後に、まだピカピカな指定鞄を背負い ドアを開けた。 ガラガラガラ――――……。 「わっ」 目の前には、ちょっと茶色っぽい髪の寝ぐせを直している 隼人がいた。 「あっ空。終わったの?」 「あっあぁうん。」 ――――… 「なら帰ろ?」 ………。