~数日後~

まただ。
ほかの男と歩いてる。
本当にその無防備な姿どうにかなんないの?
まぁ~その無防備な姿が逆にいいんだけど。

僕は衝動で家に帰った。
なぜかわからないけど・・・。
彼女の帰りを待った。
可愛い子猫のように・・・。

その時僕は思った。
杏里を自分のものだけにしたい。

「そうだ!殺そう」

僕は決意したんだ。
そうすれば一生僕のものになってくれる。
僕は嬉しくてたまらなかった。
だけど心はそれだけじゃ物足りなさを感じていた。

永遠に僕のものでいて。
僕のそばから離れないで。
殺したら一生僕のものになってくれる
そうだよね?

その時僕は殺すことしか頭になくて
殺したら永遠に目覚めなくなるなんて夢にも思っていなかった。