不思議な気持ちになりつつも、信号を待つ。

日差しがさらに強くなって、肌が熱を帯びる。

暑くて暑くて干乾びそうだった。

一向にかわろうとしない信号に、腹が立ってくる。

「遅い、遅い、遅いーーー!!!」