最後は、謎めいた学園長。


「私はーーー「夏川海人、37歳。星学の学園長兼秘密クラブの顧問兼スパイ。
見た目、若作りしているおっさん。特徴、うざい。」

「ついでにね、性格はーーーー
ごめ~ん、うざいしか出てこなかった☆」

「瑞稀君も気をつけてください。奴はド変態です。」

「これ以上丁寧な説明はねぇな~。わはははは」


ハル先輩、由希先輩、秋一先輩、サクラ先輩の順に学園長の紹介をしてくれた。
どうやらこの様子からすると、みんなそれぞれ学園長に恨みがあるみたいだ。


「みんなひどいよっっ!!瑞稀君に誤解されたらどうするんだよ?!」


ひどく落ち込んでいる学園長。なのに、可哀想とおもえないのは何故だろうか。