「うわー、すごいの来たって感じ~」
「現実性がなくなってきましたね。」
「予想外だわ…」
みなさん口々に呟いてるけど…
「あの、みなさんどちら様ですか?」
僕の声にハッとして、みんな順番に自己紹介を始めた。
トップバッターは喋り方と見た目が似合わない清楚そうな女子。
「あたしは、冬原由希。2年だよ。
任務では、主に吐かせ担当やってまーす。
あっ、もしエロ~いことしたくなったら
あたしに言ってね~。
瑞稀君ならいつでも相手してあげる♪」
なんだか一瞬、吐かせとか怖い事が聞こえたような気がするが。
まぁ、エロ~いことは勘弁だけど…
いい人そうだ。