僕の声にやっと全員が静かになった。


「すまんすまん。すっかり忘れておった。」
と学園長が謝る。


忘れんなよと僕は学園長を睨む。


「なんなんですか?ここは。
見たことのある人ばっかりいるし、櫻野先輩と春野先輩のイメージが全然違うんですけど。それに秘密クラブって何なんですか?僕が新入部員ってどういうことなんですか?」

僕は一気に疑問をぶつけた。


「まぁまぁ、落ち着いて。
これからちゃんと説明しよう。」


そうして、学園長の説明は始まった……