「やだ、学園長ってば、また何も言わずに連れて来たんですか?」

清楚そうな女の子が言う。


「あれは心臓に悪いですよね。」

パソコンをしている爽やかな男子がいった。


「っていうか私達にも新しい子来るなら言ってくださいよ。」

鏡に向かってメイクしている女子が言う。



「いや、私はサクラとハルには言っておいたんだが…」


そうなんですか?と3人は櫻野先輩と春野先輩を見る。



「だって、サプライズの方がおもしれーたろ?」

と櫻野先輩は言い、


「俺は部長の判断に任せるってことで。」

と春野先輩は言った。


「あのぅ…なにがなんだかさっぱりわかんないですけど…」