「どこへ行くんですか?」



学園長に尋ねた。



「行ってみれば分かる。」



行ってみれば分かるって…
どんな所に自分は連れていかれるのだろう…



そうこうしているうちに、
一番下まで辿り着いた。



目の前には古ぼけた扉があり、


『秘密クラブ』と書かれたプレートが掛けられてあった。




「秘密クラブ?」


僕の呟きに学園長はニヤッと笑い、

扉を開けた。