そんな時、右腕の重みが

一気になくなった


“え!?”


横から走っていくあなたの姿

その左手には、


私がもっていたクーラーBOXが

握られていた。



それが、思ったより重かったのか

遠くへ行ったところで

他の部員に渡していた


そんなところも可愛く

思えてしまう




私はあなたに恋をしました