場の雰囲気を良くしようと浅井が間に入ってきた
「まあまあ!何があったか知らないけど、咲良は謝ってんだから許してやんなよ蒼!」
「お前は黙ってろ」
浅井の努力も虚しく蒼に瞬時に黙らされた
「ちょっと!いい加減にしなよ!咲良は用事があって一緒にお昼食べれなかっただけじゃない」
「へ?それで怒ってたの?」
浅井は全くわかっていなかったが美紀子は話の流れでだいたい想像がついた
美紀子は蒼に惚れているが、長年一緒の咲良のことはほっておけない
相手が例え好きな人でも咲良を虐めるやつは許さない主義
「咲良、怖がってるじゃん」
「美紀子……」
「そうだぞ蒼。そんな理由でおこんな」
「そんなんで怒ってんじゃねーよ!!」
みんなに責められた蒼がキレた
蒼がこんなに怒ってるのは初めて
その原因が自分であると思うと胸が苦しくなった
「俺が頼んだものを他のやつに頼むな!」
「え?」
何が言いたいのかわからなかった
しかし蒼はそれ以上は言わず、その場を後にした
唖然としてそれを見送る三人
「どういうこと?」
美紀子が咲良に確認する
しかし咲良にも意味はわからない
とりあえず今までの経緯を話すことにした
雨宮さんのこと、蒼に頼まれたこと、お昼を一緒に食べようとしてたこと
すると美紀子がニヤニヤしながら言った
「なるほどね~」
「え?何が?俺、全然わかんないんだけど」
どうやら話を聞いてわかったのは美紀子だけ
話した本人もまだわかっていない
「多分、原因は雨宮にあると思うけど……」
“Tシャツとお弁当を持ってきたのが雨宮だったのが嫌だったのね。咲良と2人だけの約束だったのに違う人間が来たから……蒼ってばやっぱり……”
「雨宮ってあの可愛いって評判の雨宮だろ?」
「うん……すごい可愛かった」
「蒼のやつまさか告られたんじゃ……それで不機嫌とか?」
「何で告白されて不機嫌に?」
「蒼は告白とかうざがるタイプだもん。あ~俺だったらめちゃくちゃご機嫌になるのになぁ」
確かにあの時、雨宮は蒼が好きだと言っていた
あの後、本当に告白したのだろうか
「まあまあ!何があったか知らないけど、咲良は謝ってんだから許してやんなよ蒼!」
「お前は黙ってろ」
浅井の努力も虚しく蒼に瞬時に黙らされた
「ちょっと!いい加減にしなよ!咲良は用事があって一緒にお昼食べれなかっただけじゃない」
「へ?それで怒ってたの?」
浅井は全くわかっていなかったが美紀子は話の流れでだいたい想像がついた
美紀子は蒼に惚れているが、長年一緒の咲良のことはほっておけない
相手が例え好きな人でも咲良を虐めるやつは許さない主義
「咲良、怖がってるじゃん」
「美紀子……」
「そうだぞ蒼。そんな理由でおこんな」
「そんなんで怒ってんじゃねーよ!!」
みんなに責められた蒼がキレた
蒼がこんなに怒ってるのは初めて
その原因が自分であると思うと胸が苦しくなった
「俺が頼んだものを他のやつに頼むな!」
「え?」
何が言いたいのかわからなかった
しかし蒼はそれ以上は言わず、その場を後にした
唖然としてそれを見送る三人
「どういうこと?」
美紀子が咲良に確認する
しかし咲良にも意味はわからない
とりあえず今までの経緯を話すことにした
雨宮さんのこと、蒼に頼まれたこと、お昼を一緒に食べようとしてたこと
すると美紀子がニヤニヤしながら言った
「なるほどね~」
「え?何が?俺、全然わかんないんだけど」
どうやら話を聞いてわかったのは美紀子だけ
話した本人もまだわかっていない
「多分、原因は雨宮にあると思うけど……」
“Tシャツとお弁当を持ってきたのが雨宮だったのが嫌だったのね。咲良と2人だけの約束だったのに違う人間が来たから……蒼ってばやっぱり……”
「雨宮ってあの可愛いって評判の雨宮だろ?」
「うん……すごい可愛かった」
「蒼のやつまさか告られたんじゃ……それで不機嫌とか?」
「何で告白されて不機嫌に?」
「蒼は告白とかうざがるタイプだもん。あ~俺だったらめちゃくちゃご機嫌になるのになぁ」
確かにあの時、雨宮は蒼が好きだと言っていた
あの後、本当に告白したのだろうか