「けほっ…!」





教室に赤指に連れられたマツリが入って来た。





赤指は笑っていた。





マツリは小指が無くなっていた。





鬼神「赤指に小指取られたのか…?」





鬼神はマツリの小指が無くなっているのに気づいたらしい。





佐紀「…ったく」





私は赤指の前に立つ。





佐紀「ちゃんとマツリに吐かせたのか?」





赤指「もちろんだ。こいつだったよ」





マツリ「俺はただ!闇神さんに金をもらいたいだけなんだ!」





佐紀「金?アンタそんなんで釣られたのか」





マツリ「そうだよ!」





佐紀「…んで闇神に何を頼まれた?私達の監視か?」





マツリ「ああ…」





ライ「おい佐紀!」





佐紀「どした?」





ライ「闇神が来た…!!」