『なによ、それ。』
私は誕生日の今日、
私が生まれた時間に届いた手紙を読んで、
号泣していた。
『……ホント、なに、』
私が中2から付き合っている彼氏からの始めての手紙。
いつもクラスの中心にいるような人で、
とにかく周りをよく見てる。
いつも自分の思いをストレートにぶつけてきて、
私が不安になる前に「好き」って言ってくれる。
ホントは照れ屋で、
好きって言いながら照れてる顔がたまらなく好きだった。
あの日、喧嘩したってこと知ってたよ。
私が聞いたときは
「わ、笑うなよ!?……転んだ。」
って言ってたよね。
だけど、
あのあと友達から本当の話を聞いたの。