「…。それはそうだけど…。」



もう、じらさないでよね!


「そうだけど何!?」



「うん。」



「だから、何!?」


「あのね、昔は、実なんか好きにならないと思ってたの!」



「えっ?それってもしかして…。」


「茜の言う通り、私今実の事が好きなんだ!」

「うそ!あんなに文句言ってたのに!」


「実に好きとかそう言うの、言ったりしたら、きらわれちゃうでしょ?」


と、その時

「バタン」


と音がした。
私と綾香が後を振り向いた瞬間、私と綾香は固まってしまった!
実くんが…。


「おい、綾香今の話しうそだろ!」


実くんは少し、頬を赤らめて聞いた!

「本当よ、実ビクッりしたでしょ?」

綾香は続けて言う!


「引いたでしょ?」


綾香は、その後何もいわず、走って逃げた。
私は、追いかける前に、実くんに

「綾香は、本当に実くんの事が好きなの!」


私は、続けた。

「綾香の気持ちは、本物だよ!だから、ちゃんと綾香の気持ち考えてあげて!」


私は、実くんに言うと、綾香が行った所に向かって、綾香を追いかけた!