----------------------------------

------------------

------------


私は屋上に寝転がる。





頭のなかは昨日のビデオレターでいっぱいだ。





亜朱実「守…」





空は青かった。





まるで笑っているよう。





守も笑ってるのかな?





「亜朱実ちゃん…」





後ろから声がした。





亜朱実「翔太…!」





翔太だ。





気まずそうな顔をしている。





亜朱実「…翔太」





翔太「ん?」





亜朱実「昨日守のお姉さんが来たの。ビデオレターを置いてった」