ギュッ


いきなり強く抱きしめられ
私の胸に顔を埋めてくる
「っん…///」


恥ずかしい声を出してしまった

「ヤラシイ声出すんだな…」
「違っ///…って、起きてたの?」
凄い至近距離で見つめ合う

「そんなわけ…」
「起きてたんでしょ」
「うん」
「じゃあ、わざと、胸に顔埋めてきたの…」
「あー、興奮する…」
「っ…この変態!!!」

顔面に枕を投げつけた

ボムッ

「っ…」
「もう!!!」


思いっきり投げたら
弘太の鼻にあたったらしく
痛そうに鼻をさすっている

私はパジャマから着替え

リビングへ行った


世界屈指の最高ホテルなわけであって
部屋が一つの家の用になっている為
キッチンまであるのだ


「クロワッサンでもいっか」

ベーコンや卵を焼いて
シンプルに

「姫南ぁ~」


目をこすりながら
私に抱きついてきた弘太

「何yっ!」

チュッ

「ゴメンな?」

耳にキスしてきた弘太は
強く抱きしめてくる