｢ほら、早く行くぞ｣
｢はいはい｣


何気ないその優しさが嬉しかった






車に乗り込むと

｢何買うんだ？｣

って弘太が聞いてきた

｢ん？夜ご飯の材料｣
｢そんなのメイドに｣
｢そのメイドさん達はあのホテルに来てないでしょ｣
｢そりゃ、そうだけど｣
｢それに、料理を作りたい気分なの｣
｢しっかりした嫁さんだな｣

と運転席から執事さんが言ってきた


？なんか、キャラ変わってない？


｢良かったな～そんないい嫁さん貰えて｣
｢うっせーな。つーかまだ結婚した訳じゃねーし｣
｢あれ？そうなの？｣
｢そーだよ。でも、姫南を愛する自信はある｣


弘太…


｢ぉお!頑張れよ｣



車から降りてスーパーに入る

｢弘太、｣
｢ん？｣
｢…なによ…愛する自信とか｣
｢あ、恥ずかしかった？｣
｢っ!////当たり前でしょ!｣