しばらくして お母さんに呼ばれ あたしはゆっくりと足を進めた 足を踏み入れたその場所は 廊下より薄暗くて 湿った空気で渦巻いている その部屋の真ん中に 横たわっているのが 眠っているのが 翼 なんだって .