「サクト先輩、15番なんですか?」


「あ?あぁ。」

俺を見上げて言ってくる。


ラルって、小さいよな。

身長どのくらいなんだろう。


「あ、そうなんだ。

じゃあ先輩があたしの相棒ですね。」

………………え(´・ω・`)?


「あたしも15番なんです。」

あ、そうゆうこと?


「サクぅー。良かったなぁー?」

ニヤニヤしながら俺に言うレム。


…………ウザい。激しくウザい。


「レム。死ね。」


「あれ?なんだろー?

酷い言葉が聞こえたよー?

悲しぃよー?レム君泣いちゃうよ?」


「勝手にしろ。」


「ヒデェよっ!!もういいよっ!!

サクなんて知らないからなっ!!」

マジで何なんだコイツ。


喋るだけで人をイラつかせるって

ある意味凄い才能だな。


「オラーッ!!

相棒もう見つけただろ!?

始めるぞコラァッ!!」