眠りから覚め、携帯を開く

《未読メール 一件》

あ…いつのまにか寝ちゃったんだ


私は彼に

「おはようっ
ゴメンいつのまにか寝ちゃってた」

すぐに彼から返信がきた

『おはよう(^O^)大丈夫だよ』


「ならよかったぁ安心した」

と送った。

『今、学校だよ今日もがんばるぞ』

「うちもだよ一時間目は体育だぁ~がんばろうね」

『一時間目は国語だった』

いちいち時間割おしえなくていいのに(笑)
そういえば…けいたの年知らないや

成人とかじゃないよね?
学校あるし…聞いてみよぉ


「けいたって何歳なの?」


『15歳でピカピカの高校1年生だよ♪』


同い年だったんだ
なんか安心だなぁよかった


それからもメールを
授業が終わるたびにしていた。

私のケータイは
悲しいことにあまりメールが来ないから

ケータイ開くと

《新着メール 一件》

ってなってるからすごく嬉しかった。


それから部活のはなしをしたり
たくさんメールした

私は彼に次第に
心を開いていった