そんな時・・・





「あの!」


「はい?どうされましたか?」




あれ?


この人って、さっき絡まれて困ってた私を助けてくれたあの人・・・




「あ、さっきの!忘れ物ですか?」



「あ、いや違うんだけど...」





あれ?


じゃぁ、何しに・・・




「さっきは、ごめんね。」



「そんな!大丈夫ですよ。」





そして、その後私たちはしばらく他愛もない話をした。



なんか、すっごく楽しくて時間も忘れていた。




気がつくと、16時をまわっていた。


図書館のほかの職員の人に気づかれなかったのが奇跡なぐらい。



1時間近く喋ってた。