だけど、あなたはそれでもまた、

私をドキドキさせる。





「ありがとう、優那。」



初めて呼ばれた名前。

なんか、ズルい。


私ばっかりドキドキしてるみたいで、悔しい!





だけど、耳元で甘く囁かれたんだもん。

とろけて、なくなりそう...