ざっざ、ざっざ
手足を動かすたびに
ウィンドブレイカーの擦れる音がする。
「なぁ・・奏?」
「んだよ?」
まったく朝早くに起こしやがって!
「俺な・・
修大に来てよかったわ!」
「は・・何イキナリ?」
とうとう頭、イカれたか?
「空がここは広いだろ。」
「まぁ、高い建物ほぼ無いしな。」
グラウンドの周りなんて建物が少ない。
「星がよく見えるだろ?」
「俺は夕方が好きだからなぁ。」
あのオレンジが俺は未だに好きだ。
小さい頃から変わらない。
手足を動かすたびに
ウィンドブレイカーの擦れる音がする。
「なぁ・・奏?」
「んだよ?」
まったく朝早くに起こしやがって!
「俺な・・
修大に来てよかったわ!」
「は・・何イキナリ?」
とうとう頭、イカれたか?
「空がここは広いだろ。」
「まぁ、高い建物ほぼ無いしな。」
グラウンドの周りなんて建物が少ない。
「星がよく見えるだろ?」
「俺は夕方が好きだからなぁ。」
あのオレンジが俺は未だに好きだ。
小さい頃から変わらない。