*君に逢う*
あれからマメに連絡が水神サンから
入るようになっていた。
しかし大事な人からの連絡は
一向に来る気を匂わせない。
寂しい静かな携帯。
今日も鳴り響く事はない。
今日もウチは公園へ向かう。
ただ今日はいつもとは違う。
カメラも一緒だ―――。
そうちゃんにある1枚を手渡そうと
写真も持ってきた。
そうちゃん、喜ぶかな?
久しぶりに持ち出したカメラに
少し重みも感じた。
前のように撮れるかも不安だった。
でも期待が8割だった。
不安が2割。
奏斗のことなんて
この時は忘れられた―――。
あれからマメに連絡が水神サンから
入るようになっていた。
しかし大事な人からの連絡は
一向に来る気を匂わせない。
寂しい静かな携帯。
今日も鳴り響く事はない。
今日もウチは公園へ向かう。
ただ今日はいつもとは違う。
カメラも一緒だ―――。
そうちゃんにある1枚を手渡そうと
写真も持ってきた。
そうちゃん、喜ぶかな?
久しぶりに持ち出したカメラに
少し重みも感じた。
前のように撮れるかも不安だった。
でも期待が8割だった。
不安が2割。
奏斗のことなんて
この時は忘れられた―――。