いらっしゃいませーと声をかけられて




入った店内にはもう水神サンがいた。




こっちこっちと言わんばかりに手を振る。




「久しぶりだねー。」




「はい、懐かしいですね!」




そんな挨拶も簡単に済ませて本題に入る。




「その依頼ってのなんだけどねー、
 最近売れ行きが怪しいんだ・・・。」




ウチもPHOTOWEEKは買わない。




「でね、小菅サンと
 内海 光との対決あったでしょ!?」




あぁー、あのぶりっ子チャンか・・・。




「あの時すっごい売れてて
 評判もよかったからさぁー、
 社長が君のコーナーを作ろうって!」




「社の人は何て言ってるんですか?」




「みんな危機脱出のため賛成してる。
 どう、助けてくれないかな?」




お世話になった水神サンの頼みなんか




断れるわけないじゃん・・・。