「やったぁーーー♪」




そうちゃんは凄い幸せそうに笑う。




これは誰が幸せにしてる?




もしかして自分が幸せにしてる?




「お姉ちゃん、明日は早く来てね!」




「わかった。」




少しずつ傷ついた心は、




癒されることを知っていった。




また家に帰ってカメラと向き合った。




やわらかいタオルで綺麗に拭いた。




「菜都未、もう少しだよ・・・。」




暗い闇は必ず晴れる。




闇も永くは続かないように。




「奏斗、ゴメンね・・・。」




♪♪♪―――[水神サン]




久しぶりの名前に驚きを隠せなかった。