*離れて別れて*
あの頃はまだ幼すぎたんだね。
2年経って、ウチ等はもう高校生。
ウチと梨穂、菜都未、准は七城に合格。
雅人は部活にも手を入れてる高校へ。
それぞれが今までと違って
自分が引いたレール上を走り出していた。
受験本番までウチはカメラと向き合った。
カメラを持つたびにアイツを思い出した。
でもまだ負けちゃいけない気がした。
2年生の最後の写真展でまたいい成績を残し
3年の時も上位に喰らいつき続けた。
それでも心は何か満たされなくて
どこかで不満に思っている自分がいた。
何が欠けてるかなんて分かっていたのに
サガ
素直になる事が苦手な性のせいで
いつまでも言えなかった。
たった一言、「ゴメン」。
あの頃はまだ幼すぎたんだね。
2年経って、ウチ等はもう高校生。
ウチと梨穂、菜都未、准は七城に合格。
雅人は部活にも手を入れてる高校へ。
それぞれが今までと違って
自分が引いたレール上を走り出していた。
受験本番までウチはカメラと向き合った。
カメラを持つたびにアイツを思い出した。
でもまだ負けちゃいけない気がした。
2年生の最後の写真展でまたいい成績を残し
3年の時も上位に喰らいつき続けた。
それでも心は何か満たされなくて
どこかで不満に思っている自分がいた。
何が欠けてるかなんて分かっていたのに
サガ
素直になる事が苦手な性のせいで
いつまでも言えなかった。
たった一言、「ゴメン」。