『それでその勝負の事なんだけど
 読者投票でいいかなぁ?』




読者投票?いいね。




『小菅サンの意見を尊重したいんだ♪』




「読者投票でいいです。」




他にどんなのがあるかなんて浮かばないし。




『じゃあ詳しくは顧問の先生にFAXで。』




そう言って電話は切られた。




あッ、病院ッ!!




先生にも『出るようになりました。』って




伝えなきゃ♪




どうせ母さんは医者のトコなんか




絶対にいかないし♪




姉ちゃんが帰ってくるまでに




家に戻れるかなぁなんて、




そんなような事を




考えつつ家を出た。