職員室のドアの小窓から




緩くパーマをかけた女の人が見える。




母親ではなさそうな年だ。




ドアを開け職員室に入る。




「おッ、小菅。はやかったな!」




先生の横には奏斗もいる。




そっかウチの付き添いか。




奏斗が嫌そうな顔をしている。




「はじめましてぇー♪」




んげッッ!!




コイツはッ、アイツだッ!




水神さん忠告ありがとう。




でもそんなの無駄でしたよ。




来ちゃったよ、ココまで。




来ちゃったよ、アイツ。




来ちゃったよ、内海 光。