『変な夢を見た。』




そう先生に説明して、




少しベットで寝かせてもらう事にした。




梨穂は教室に戻った。





1時間ほど寝て、目が覚めた。




ちょうど今は休み時間。




ピーンポーンパーンポーンというような




音が鳴る。




『2年生、小菅稀緒さん。
 至急職員室まで来てください。』




何かと思ったらウチが呼び出された。




ウチは何もしてないぞ?




渋々、職員室へと向かう。




その扉を開けなければよかったと




後悔したって無駄なだけだった。




後悔先に立たず。