自分の席についても




ボーっとするだけ。




「おはよう、稀緒♪」




後ろから奏斗に声をかけられた。




振り向いて手で「よっ」と合図。




「稀緒、大丈夫?」




何かを奏斗は心配している。




「顔がすっげぇ蒼いよ?」




今日の夢のせいだ・・・。




「稀緒、おはよ。」




梨穂もやってきて




奏斗と同じような事を言う。




「保健室行こっか?」




梨穂が保健室まで連れて行ってくれた。




奏斗は教室待機。




心配そうな表情を浮かべる奏斗を残し




教室を出た。