魅歌『…うん。聞いてくれてありがとう。少しスッキリしたよ』





千尋「ならよかった」





魅歌『んじゃあおやすみ』





千尋「うんおやすみ」





私は電話を切った。





千尋「まさか魅歌が春樹のこと好きだなんて」





透「そうなのか?」





千尋「えっ?」





いつの間に透が立っていた。





寝室に来たってことはもう寝るのか。





千尋「寝るの?」





透「ああ」





千尋「んじゃあおやすみ」





私は自分のベットに寝転がる。





透はもう一つのベットに座る。





そのまま透は動かない。





透「なぁ」





千尋「ん?」