それに気づいたあいつはそっと肩を私にに抱き寄せて



「大丈夫。もうちゃんと誰か調べて警察に追放したよ。」


「あいつはこの辺でいろんな人追い掛け回してるらしいんだ。」


といったので私はすごく驚いた。


おとといから時間はあまりたっていない。


それなのにこいつの行動力は尊敬する。


そして一つの疑問が生まれる。


「どうして・・・私のために?」


あいつは一瞬困った顔をした。


「女の子なら誰でも助けてくれる王子様?」



するとあいつはゆっくり口を開いて













「・・・おまえ、だからだよ。」







確かにそういったんだ。