「今何処にいる?」

『…えっと、学校の前の並木道』

「いや、学校の名前言わねぇと」

『あ。…北峰高校の前の』

「………分かった。待ってろ」

………ブチッ

無理矢理切られた

どうしようかな…待ってろって

言われたから待つしか……でも遅刻…

何て思いながらもいつの間にか

ベンチに悠々と腰を下ろす

少し待つと少し遠くから

チャリ男のすが………た………って、え!?