「よくも俺らのダチを怪我させてくれたなぁ」




男子三人は鉄パイプを持って俺達を見ていた。




「ちょっと相手になれよ」




胡桃「何言ってんの!蓮は何もしてないじゃない!やったのは私だから!」




俺は胡桃の肩を掴む。




胡桃「蓮!?」




胡桃は俺が元ヤンキーなのを知らない。




蓮「少しケンカするよ。大丈夫、怪我はしないから」



俺は三人の前に立つ。




「いい度胸だな。ケンカ未経験の男が俺らに立ち向かうなんてさ」




蓮「俺は未経験じゃねぇよ」




「はっ?」




俺は男子三人に殴りかかった。




一人目の男子には膝蹴り、二人目は頭突き、三人目は頬を拳で殴った。