文也を見ると、





相変わらず顔が強ばっていた。





文也緊張に弱いんだよな…





俺は文也の頭を撫でてあげた。





文也は驚いて俺を見る。





蓮「顔が強ばってんぞ?優勝出来るもんも出来ないじゃねーか」





すると文也は泣き出す。





ピンクのドレスに涙が落ちる。





文也「…優しくするなよっ!!」





蓮「えっ?」





文也「期待しちゃうじゃんかっ!!蓮は…蓮はもう俺のこと好きじゃないのに!!」





蓮「…なっ何でそれを?」





文也「…見てたら分かるよ。僕は蓮が好きだから」





蓮「文也…」