秋夜は俺を見て目を伏せる。





秋夜「俺のダチが…こいつの親父にリンチした」





秋夜のダチ?





文也「嘘だ!俺はこの目で見たんだ!お前がリンチを止めないでこっちを見ていたことを!!」





秋夜「あぁ…見てたよ。だけど信じられなくて、助けなきゃいけないのに体が動かなかった」





秋夜にダチ…?





見たこと無い。





蓮「お前ダチなんていたのか…?」





秋夜「あぁ。絶対にヤンキー以外とケンカしないって言ってたから、ダチになったんだ」





そして裏切られた。





もし秋夜が助けに入っていたとしても、





秋夜はきっとダチは殴らない。





秋夜もやられて終わりだっただろう。





蓮「そうだったか…」





俺は一人で理解する。