やるべき事が終わって帰国した後、その足で柚月の家へ行ったら全て処分されてて何も残ってなかった。

親父が接触したと確信し、家に戻って怒りをぶつけたら、

冷たくあしらわれた。


「結婚相手は当主である私が決める。お前はそれに従っていればいい」


「絶対に親父の言う通りにしない!俺の人生だ!あんたのオモチャじゃない。

あの女(ひと)以外と結婚しないし、出来なければこの家とは縁を切る!」


そうブチ切れて、親父の部屋を出た後、執事から紙切れをもらった。

柚月からのだった。 情けないけど涙が出てきた。