俊輝side*

「付き合ってんのか?」

「分からなかったですか?」

俺は付き合ってないって言ってほしかった。

他の奴と付き合うなんて嫌なんだ。

なのに、
『分からなかったですか?』

なんて、聞きたくなかった。

昼に誤解解いてたじゃん。
なんで、くそっ

もう、なんなんだよこの感じ!

イライラする。

とりあえずあの場所に居たくなかった。


「バカ夢凪・・・」

俺の事好きじゃなくなったのかよ。

俺は夢凪の事・・・・・・



好きになったんだ。



なのに、もう遅いのか。

だったら俺は離れた方が良いのか?


今までのは無駄だったのか?


今までこんな思いした事なかった。


夢凪、俺は悔しいよ。

でも、お前の幸せも祈りたいんだ。