下を見ると…


「きゃっ!ごっ、ごめんなさい」


下には可愛い男の子がいた。


凄く可愛いー。じゃなくてどうしよう?


「いった。お姉さん大丈夫?」


おっ、お姉さん?それって、あたしのこと?でも、ここには、あたししかいない。


「あたしは大丈夫です…
すみません…そちらも大丈夫ですか?」


ニコッ


「大丈夫だよ。てか、お姉さん高等部の人だよね?早く行かなきゃヤバくない?」


えっ、ほっ、ほんとだー。


入学式早く行かなくちゃ!


あたしが焦っていると、


「どうしたの?もしかして迷った?」