俺は声の聞こえたところに向かった。

声が聞こえてきたところは、

森の中の湖のとなりにたっている桜の木だった。


「誰だ俺を呼んだのは!」

俺がそう言った瞬間




「きゃあぁぁぁ!」

「!!」

桜の木から誰かが落ちてきた‥

「オイ大丈夫か?」

「うん大丈夫だよ桜鬼」

「なんで俺の名前を知っているんだ?」

「気にしない気にしない!」

「おまえの名前は?」

「私の名前は、桜(さくら)だよ」




これが桜鬼と桜の出会いの始まりだった‥‥。