「あんな言葉、

 信じるほうがアレだよね」


あんな不確かな約束を

信じ続けた私が愚かだった。


もう、その事なんか

綺麗さっぱり忘れてしまおう。


自分にそう言い聞かせるように、

両手で頬をパンパンと叩くと、

重い腰を上げて教室を後にした。





そうだ。

帰る前にもう一度だけ、

掲示板を見ていこう。