「先生!!仁が・・・」

「分かりました!」

やっと仁が戻ってきた。

家に帰ったらいっぱいお仕置きしなきゃ。

「心配したんだよ」って。

散々にね。

「お父さんに電話しなきゃ。」

「プルルルっもしもし。」

「ん?樹梨どうした?」

「仁が戻ってきたよ。」

「そうか今から病院に行くよ」

「わかった。じゃ」

「あぁ」

私は仁がいる病室に走って行った。

「仁・・・・」

「樹梨・・ごめんな」

「それより大丈夫?」

「あ?あ~ぁダメかな?」

「ばかっ」

「悪かった」

仁の笑った顔久しぶりに見るな。