放課後。

オレは、春美の通う学校に

足を運んだ。

・・・

たくさんの生徒が出てくる中、

春美の姿を探した。

・・・

トントン。


誰かが俺の肩を叩いて、

振り返った。

・・・・あ。


その人は、

前に、春美と歩いてた男だった。




「・・・何か?」


オレの言葉に、

男は微笑んだ。


そして、ノートを出すと、




『春美に用ですか?』

そう書いて俺に見せた。